2015
12/01

COMMENTS:

良い看護師と悪い看護師の違い

良い看護師と悪い看護師と言うのは勉強の点数によって差が現れるのでは無く、人として表に現れてきてしまう物です。良くも悪くも自覚症状が無い事がほとんどであり、知らず知らず患者から分からない評価を受けてしまう事があります。第一に挙げれるのが、治療を行う側と治療を受ける側の違いによって、上から目線で患者を見てしまう事です。この思いは意識はしていなくても、心から放つ心的エネルギーが言葉の強みや態度で現れる事もあり、患者から悪い姿として映ってしまう可能性があります。仕事が忙しく、次の仕事があるため早口で話し早めに対応する姿も、同じ様な印象を患者に与えてしまう可能性があり注意が必要です。

ベットで治療を受けている患者の多くは、人と接する時間が少なく会話そのものを行う機会がありません。仕事に関連の無い世間話などは意識を患者の心に向けている姿として映り、良い看護師として評価を受ける可能性があります。患者と言うのは治療と言う癒やしを求めているものであり、癒やされたいという思いに意識を持って行く事もポイントです。例えば、笑顔とは人間が持つ癒やしを与える内容であり、仕事の合間の一瞬でも笑顔を作り話しかければ、癒やしを患者に与える事が可能になります。ただし、良い看護師を演じようとすれば、その仮面が負担となり心にズレが生じ心身に負担を抱えてしまう可能性があります。ハムスターなどの小動物でも良いですから、自宅で育てれば仮面を被らずとも意識を他者に向ける思いを養う事ができるかもしれません。